児童指導員|池田昂平
児童指導員として放課後等デイサービスわくわくステップで活躍中の池田昂平さんにインタビューをしました。
就職活動や業務内容、1日の流れなどについて詳しくお話を伺い、児童指導員の仕事がイメージできる内容になっています。
PROFILE
池田昂平
2020年4月新卒入職
福祉系の大学に進学し、名古屋ライトハウスに新卒入職。現在は、わくわくステップで児童指導員として活躍中。
幅広い経験が積めると考え入職を決意!
──名古屋ライトハウスに入職した理由を教えてください。
名古屋ライトハウスは、福祉業界の中でも、高齢者や障害者の支援などさまざまな事業を展開している点が魅力です。また、子どもから高齢者の方まで幅広い年代の方と関われるため、さまざまな経験が積めると考えました。
高校生の頃に参加した町のボランティアや、自身がおばあちゃん子だったことなどで、将来は福祉の道に進むことを決意していました。福祉業界はずっとなくならない、将来的にも求められる仕事だと考えました。
大学では4年間福祉を専攻。就職活動時は、さまざまな会社の説明会や見学会などに参加しました。名古屋ライトハウスの見学会に参加して、施設を訪れた際自身が働いているイメージが湧いたので志望しました。
障がいを持つ子どもの成長をサポートする仕事
──現在のお仕事について教えてください。
児童指導員として障がいを持つ子どもの支援をするのが私の仕事です。
私が所属している放課後等デイサービスは、特別支援学級などに通う子どもたちが、学校を終えた後に訪れる生活の場となっています。
小学生から高校生まで、18歳以下の子どもが対象で、現在は小学生4名、中高生12名ほどにご利用いただいています。
私たちは車で学校にお迎えに行き、施設での自由活動や将来社会に出るための訓練などを通し、成長のサポートをしています。具体的には、パソコン活動、コミュニケーション能力を身につける訓練などですね。
また、子どもたちだけではなく、保護者の方とのコミュニケーションもとります。施設をご利用いただく際は、一人ひとり1年間を通してどのように支援していくか、個別支援計画を立てるんです。職員間で話し合い、短期目標・長期目標を作成します。計画が完成したら、保護者の方に説明をしてご意見をいただきます。
支援計画をその通りに達成するのはなかなか難しいですが、たとえ達成できなかったとしても挑戦することが大切です。日々できることを少しずつ増やせるよう、子どもたちの成長をサポートしています。
児童指導員として障がいを持つ子どもの支援をするのが私の仕事です。
私が所属している放課後等デイサービスは、特別支援学級などに通う子どもたちが、学校を終えた後に訪れる生活の場となっています。
小学生から高校生まで、18歳以下の子どもが対象で、現在は小学生4名、中高生12名ほどにご利用いただいています。
私たちは車で学校にお迎えに行き、施設での自由活動や将来社会に出るための訓練などを通し、成長のサポートをしています。具体的には、パソコン活動、コミュニケーション能力を身につける訓練などですね。
また、子どもたちだけではなく、保護者の方とのコミュニケーションもとります。施設をご利用いただく際は、一人ひとり1年間を通してどのように支援していくか、個別支援計画を立てるんです。職員間で話し合い、短期目標・長期目標を作成します。計画が完成したら、保護者の方に説明をしてご意見をいただきます。
支援計画をその通りに達成するのはなかなか難しいですが、たとえ達成できなかったとしても挑戦することが大切です。日々できることを少しずつ増やせるよう、子どもたちの成長をサポートしています。
同期の存在が心の支えに
──入職前、不安はありましたか?また、どのように解消されましたか?大学が福祉系の学校で、福祉施設で体験実習もしていたので、働くイメージはある程度できていました。ただ、やはり学生から社会人になることへの不安はありましたね。
入職当初は、同期の存在を思い出し、「不安なのは自分だけじゃない」と言い聞かせて頑張っていました。同期は8名いて、配属はみんなバラバラですが、最初の研修は一緒に受けたので、今も気軽にコミュニケーションが取れる関係性ですよ。
子どもの成長で感じる自身のやりがい
──この仕事で感じるやりがいを教えてください。
子どもの成長を日々感じられるところが、自分自身のやりがいにもつながっています。
例えば、じっと座ってみんなと一緒に学習するのが苦手だった子が、気づいたら机で勉強できるようになっていたり、下駄箱に靴を入れられなかった子が練習を重ねるうちにいつのまにか入れられるようになったり。成長した姿や、それまでの過程を見届けられると、一緒に頑張ってよかったなとやりがいを感じますね。
子どもの成長を日々感じられるところが、自分自身のやりがいにもつながっています。
例えば、じっと座ってみんなと一緒に学習するのが苦手だった子が、気づいたら机で勉強できるようになっていたり、下駄箱に靴を入れられなかった子が練習を重ねるうちにいつのまにか入れられるようになったり。成長した姿や、それまでの過程を見届けられると、一緒に頑張ってよかったなとやりがいを感じますね。
子どもたちと信頼関係を築いていきたい
──仕事をしていて嬉しかったエピソードについて教えてください。出会った当初は、心を開いてもらえず、なかなか話を聞き入れてくれない子がいました。そういった、関係性を築くのに苦労する子もいますので、お互いの仲が深まったと感じたときは嬉しくなりましたね。
自分自身、付き合い方がわからなくなって悩んでしまった時期もあったんです。そこで、私から一方的に伝えるばかりではなく、その子の発言にしっかりと寄り添うようにして日々を過ごしていたら信頼してくれるようになりました。
何かあったら私の名前を呼んでくれたり、一緒に遊ぼうと誘ってくれたりと少しずつ頼ってもらえるようになった時には、嬉しいと感じましたね。
一人ひとり個性や障がいの状況も異なるため、関わり方に悩む場面も少なくありません。日々接していくなかで、しっかりと一人ひとりの声に耳を傾け、信頼関係を築ける職員になっていきたいです。
──子どもと接する際に気をつけていることはありますか。
子どもとの距離感には気をつけています。
子どもたちの中には、自由時間の延長で、職員に対していつでも友達のように接する子もいるんです。自由時間は遊び感覚でよいとしても、訓練をするための活動時間には切り替えて、あくまでも指導する立場として接するようにしています。
普段は子どもたちから「いけちゃん」と呼ばれていますが、指導の時間は「池田さん」と呼ぶようにしてねと指導したり。メリハリが大切だと感じています。
僕自身も、子どもたちに対して敬意を払い、言葉遣いや呼び方に気をつけています。
入職前まで経験のなかった電話対応に苦戦
──入職して大変だと感じたことについて教えてください。入職当初から、電話対応が難しいと感じています。
僕らの世代は、普段の生活ではLINEなどのテキストコミュニケーションがメインです。初対面の人と電話でお話しするなんて働く前はほとんど経験したことがありませんでした。
特に電話をする際の言葉遣いに戸惑いましたね。今でも上司の受け答えを見て学んで、対応しています。
もし今後、後輩が入職してきたら、自分もこういうことが分からなかったんだよと、相手の立場になって教えてあげたいですね。
福祉について多面的に考えられる環境
──名古屋ライトハウスの魅力について教えてください。名古屋ライトハウスでは幅広い事業を展開しており、さまざまな経験が積める点が魅力です。福祉と一言にいっても、その内容は様々だと実感しています。
また、名古屋ライトハウスで活躍している方は、自分のように福祉を学んできた人ばかりではありません。他の業界から転職してきた方や福祉以外のことを学んできた方がたくさんいて、さまざまな意見に触れられるため、刺激をもらえると感じています。
また、残業もほとんどなく、有給休暇を取る際も融通が利きやすいため、働きやすい環境です。
ぜひ見学会に参加してみてください!
──これから応募する方へのメッセージをお願いします。会社を決める際は、会社見学会や説明会などに参加してみるのがオススメです。
WEBサイトから得られる情報は部分的なので、実際に会社に行って、自分が働いているイメージを持てる会社が見つけられるといいのではないかと思います。
私自身も、名古屋ライトハウスの見学会に参加してみて、実際の雰囲気を感じて入職を決めました。実際に4年目の今も楽しく働けています!
1日の流れ
児童指導員として働く池田昂平さんの場合
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10:10
事務作業
出勤してから午前中の間は、午後の活動準備や請求業務などの事務作業をします。
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12:00
お昼休憩
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13:00
子どもたちの支援活動
子ども達を学校へお迎えにいきます。17時30分までは、自由活動や将来に向けた訓練活動を行います。
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17:30
送迎と振り返り
子ども達を自宅へ送迎します。事務所に帰ってきたら、今日1日の業務の振り返りを行います。
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18:50
退勤
残業はほとんどありません。